カテゴリー別アーカイブ: 自主山行

2018/03/24-25 北アルプス霞沢岳西尾根(自主山行)

状況

霞沢岳から穂高がみたい!ということで自主山行を企画。夏は上高地から水を担いで徳本峠経由でピストン、となるが、それは大変だろうということで、水をいくらでも確保できる残雪期をターゲットにした。

23日夜に名古屋市営地下鉄本郷駅発。中津川ICで降りて藪原経由で沢渡駐車場にて仮眠。沢渡駐車場はトイレに暖房が付いているので快適。

ヤマテンの予報では24日は風もなく天候は晴れ。夜は吹雪く、25日は稜線は強風。ということで可能なら24日中に山頂アタックすることも可能性に入れつつ出発。

上高地トンネルを出てすぐ右の「国土交通省松本砂防工事事務所」の看板を見たら右に入る。ここでアイゼン・ピッケル装着。3分程歩いて左の稜線の上に鉄塔が見えたらそこが取り付き。いきなりの急登がテント泊装備には堪える。
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最初のウェルカム急登を終えるとこの景色。穂高が美しい。上高地散策の方も、これだけを見に登っても良いかもしれない。
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西尾根は基本的に急登が続き、序盤は雪の下には笹、中盤からは氷が潜んでいるので非常に神経をすり減らす。石突きでは不安なのでピックを刺して登る。何度も倒木をくぐることになるがこれも重装備に厳しい。

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こんな倒木が何度も。テント装備の時にはしんどい。

滑落が致命的な箇所がいくつもある。ゆっくり歩き、何度も休憩をはさみつつ、1900mぐらいの幕営地にテントを設営。ちょっと狭いが、これ以上テント泊装備で登るのはしんどいし危ないという判断だ。

時間・道のコンディションの良さから、今日中に山頂を目指すことにする。宿泊装備は置き、ハーネスを身に着け、身軽になって出発(ビバーク装備はもちろん持っていく)。
そしてこの先も急登。しかも手掛かりになるような立ち木も少なかったりでダガーポジションの連続。また下部にクラックができている急な雪の斜面を何度もトラバース。トラバースは崩壊・雪崩の危険も考慮してメンバー間で広めに距離を取った(が、後から考えるともっと安全側に倒してトラバース地点は一人ずつ渡るべきだったと反省)。

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やがて白山・乗鞍岳がはっきり見えるぐらいから、気温もあがり雪が少しずつ緩み始める。2500m地点の岩場は、登りは確保無しでもなんとかなる。問題は下り。

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ここを過ぎてから少し行くとなだらかな稜線歩き。雪庇・シュカブラを楽しむ、と言いたいところだが、やはり前半のテント泊装備での急登が響いており、きつい。このあたりから冷たい風が吹いてくる。14時過ぎ山頂到着。思わずガッツポーズ。雪を纏った穂高は神々しい。のんびりしたいが雪が緩む前に下山しなくては。風も少し強くなってきた。

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2500m地点の岩場の下りが核心。ここも落ちたら致命的だろう。残置のスリング類が不安だったため負荷のかかる懸垂下降は止め、残置のスリングに捨てカラビナを付け、ロープを垂らしフリクションノットで確保しつつクライミングダウン。ここはロープなしでも行けると言えば行けるだろうが、ロープを使う手間や時間と、滑落可能性とその時のダメージとを比較して判断すると良い。

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岩場上部の確保点。木の根っこはしっかりしている。スリング類は少し心許ない。確保点は岩場の急傾斜よりも奥に位置していて、ロープの回収がやりづらいかも。

核心を降りて一安心、といきたいところだが、この後も下山のトラバースで谷側の足を何度も踏み抜きそうになり、緊張する箇所が幾つもあった。心身疲れ切らないようペースを守り休憩を入れつつ、最後の急坂を下り、やっとテント着。

ほっとする。雪を溶かして具沢山のラーメン。

夜中はたまに吹雪いたり強風が吹いたり。ヤマテンの天気予報通り。
翌日の下山は、登りで怖かった箇所をテント装備で下ることになるので雪が緩む前に出発。一か所ロープを出しランニングビレイを取りつつ下る。樹林の間から望む穂高の稜線は、強風を示す雪煙。昨日登っておいてよかったなぁ。

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思ったよりも難しくきついルートだったが、無事下山し、達成感に浸る。

帰りは坂巻温泉にて入浴。日帰り入浴600円。露天風呂はあるが内湯と別れており、露天風呂は洗い場なし・少なくとも男性風呂は駐車場から色々と丸見えなので、覚悟が必要。建物内は秘湯らしく、実に味わいのある木の質感。良いお湯だった。個人的には、何度も上高地に来ながら入ったことがないお風呂だったので、感慨がある。
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感想

  • ネットでは「冬季バリエーションルートの入門」と書かれていたが、想像以上の技術・体力・判断力が求められるルートだった。
  • 幕営箇所の下が雪庇でないかプローブで確認したり、ビーコンでの探索の練習、積雪の観察、コンプレッションテストなど行い、勉強になった。
  • 知識・経験・技術・体力の総合力が求められる山行で充実した。
  • テント泊装備で上まで行くのはきついので、日帰りか、テントを張れそうな箇所で早めにテント設営するのが良さそう。
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2018/03/31 南木曽岳

山名:南木曽岳 1,677.3m(中央アルプス)
参加者:5名
行程:8:00 JR南木曽駅>あららぎ登山口 9:35>11:35 南木曽岳山頂 > 12:23 見晴台(ランチ) 12:55 > 15:44 上の原登山口 > 16:16 南木曽駅

[状況]
JR名古屋駅金時計前で集合、特急「しなの」での山行が始まりました。車内で情報交換し南木曽駅でバス乗換、尾越バス停から横1列で話しながら、あららぎ登山口の避難小屋まで行き、本格的な登山道に入りました。木曽五木がいっぱいあり、会報誌11月号のYさんの自由メッセージを思い出しました。葉が油分の多い、ねじれのコウヤマキ、梅花オーレンの蕾と花をたくさん見ましたが、一見木の砂防ダム(コンクリート製)があり、目につきました。途中3点確保の急登あり、面白いコースで、展望のない南木曽岳の頂上に到着。展望台の大きな岩の上で、御岳山(少し噴煙)、乗鞍、北アルプスが見えました。

見晴台での昼飯時は風がなく、温かく良い天気で最高でした。ピッケルを出し、上の原ルートで下山開始。雪の斜面をアイゼン無しのピッケルで確保し、途中雪に足が埋もれながら下りました。後は傾斜の少ない落ち葉の道”プロムナード”(仏語「散歩」の意味)を歩き、途中巨木やブナがあり、木の葉が少なく、見通しの良い道でした。鉄塔を過ぎ、砂防ダムを見ながら、上の原登山口に到着。

登り口は迷いそうな道で、コンパスと地図は必携です。三留野からJR南木曽駅までは土石流の改修後を見ながら、舗装道路を歩いて到着。途中登山者2名に会いましたが、静かな山行でした。帰りも特急「しなの」に乗り、JR千種駅で少し豪華な山行も終わりました。Nさんの冷えたパイナップルは美味しかったです。初リーダーのIさん、お疲れさまでした。


蘭(あららぎ)ルート登山口 9:35 出発


南木曽岳頂上 1,677.3m (頂上はここですが、 ここからの展望は
ありません)


展望台1,679mからの景色(御岳山は少し噴煙が出ていました。
乗鞍岳と北アルプスが見えます。)

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上の原ルート(アイゼンなし、ピッケルで確保して雪の斜面を下
りる。途中雪のトラップにズボッと足が入ることがありました。)


巨木の森(木の葉が少ないブナ)


上の原登山口に無事に下山 15:44着
(わかりにくい道なので、地図とコンパスは必須です)

2018/03/03 黒斑山

山域 : 浅間山
山名 : 黒斑山 2,404m
天気 : 晴
参加者 : 7名

工程 : 05:00 神領小学校前~ 09:30 車坂峠~ 10:30 車坂山~ 11:30 赤ゾレの頭~11:45 トーミの頭~13:00 黒斑山 ※ピストン

【山の紹介】
黒斑山とは群馬県嬬恋村と長野県小諸市にある浅間山の第一外輪山の最高峰である標高2,404 mの山のこと。車坂峠から入り赤ゾレの頭を過ぎると浅間山を一望することができる。
(浅間山は火山活動により入山規制となっている)


登山口にて。


美しい青空の下を登ります。気温も高くみんなの足取りも軽いです。


ウサギの足跡??


振り返ると素晴らしい景色が。八ヶ岳連峰から北アルプスまで一望できました。


浅間山が噴火したときの避難所(シェルター)です。


浅間山が姿を現しました。山の形と雪の縞模様が美しいです。


黒斑山の山頂まではもう少しですが、みんな浅間山に見とれてなかなか前に進みません。


トーミの頭からは浅間山全体が一望できます。
今は入山規制になっていますが、浅間山への登山道もハッキリ見ることができました。


黒斑山の山頂です。


下山時には尻セードをして遊びました。

2017/11/23-26 両神山・雲取山

山名:両神山(1723m, 秩父) 雲取山(2017m, 奥多摩)
参加者:6名(シゲさん、喜多さん、コンちゃん、福ちゃん、さえちゃん、ベラマッチャ)

【両神山】
11/23(木) 本郷発20:00―横川SA(仮眠)
11/24(金) 横川4:40―吉井IC-6:35両神山荘7:00―9:40清滝避難小屋―10:10産体尾根―10:55両神神社―11:30両神山剣ヶ峰12:20―清滝避難小屋―15:55両神山荘

下の方には紅葉が残っていたが、山に入れば落ち葉だった。

落ち葉に包まれた晩秋の風情が気に入った。

一歩間違えば下の沢まで止まらない。集中集中。

両神山山頂にて全員集合

両神山荘の美味しい夕食

食事を頂いた部屋、300年の重みがあります。

11/25両神山荘出発の朝、お世話になった山荘のおかみさん、ご主人と。

天気よく風もなく、涼しくて汗もかかないし、紅葉の後だからか人も少なく、落ち葉の絨毯は歩きやすく、晩秋は山行のベストシーズンかもしれない。標高差1050m、片道6.8kmのピストンなので結構な道のりだろうと思っていたが、ゆっくりのペースで往き4.5時間、帰り3.5時間だった。

清滝小屋から先の両神神社までは鎖場も多いが、会所の分岐から清滝小屋までは沢の渡床こそ何度もあるが、道幅もあり決して難所というようなところではない。それなのに何故か会所から八海山あたで毎年事故が多いのは何故だろう? たぶん事故は危険な場所で起きるのではなく、気のゆるみで起きるのだろう。(ちなみに5月にNHKの「逆転人生」で放送していた事故現場は産体尾根の下から七滝沢コースへ外れてしばらく行ったところ。)

両神山はイザナギとイザナミの神を祀っていることからそう呼ぶそうです。私たちが歩いた日向大谷(ひなたおおや)からの道には、多くの石仏や石碑があり、信仰の山であることが感じられます。両神神社には狛犬ではなく山犬すなわち狼の石像が置かれていましたが、雲取山の三峰神社も狛犬は狼でした。これは秩父のオオカミ信仰ですね。

両神山は埼玉県で事故件数が断突の最悪。2012年秋から2016春までの4年間で41件(死亡・重症が15件ほとんどが滑落・転倒)。2013年は16件(死亡・重症が8件)、2014年は13件(死亡・重症が4件)。雲取山・白岩山は4年間で6件(うち死亡・重症が4件)。

両神山荘(民宿)は300年の歴史、おかみさんの作る郷土料理が抜群、夕食(14品)も朝食も美味しかった。宿泊料金も7000円と安くお勧め。来年は予約が入っているからやるけどその先は未定とか。

 

【雲取山】
11/25(土) 両神山荘7:00―8:00三峯神社駐車場8:20-10:20霧藻ヶ峰小屋―10:45前白岩山―12:30白岩小屋13:00―13:30白岩山―14:20大ダワ―14:50雲取山荘15:15―15:45雲取山―16:30山荘

11/26(日) 雲取山荘7:30―11:20霧藻ヶ峰小屋11:35―13:00三峯神社13:40―14:00温泉―17:30食事―21:30本郷

25日朝、参道のような登山道を歩き始める。

頂部が凸凹の両神山を望む。その向こうの白い山は浅間山

つがいの鹿か?親しみを込めた目だった。

日暮れ前、雲取山頂から南東方向に富士山がきれいに見えた。

26日三峯神社着 狛犬ならぬ狼(ニホンオオカミ)の石像

三峯神社本殿 立派なお宮です。

雲取山は東京都、埼玉県、山梨県の境にあり、それぞれ登山道があるが、私たちは埼玉の秩父市から南へ下り道を歩いた。スタートの三峯神社は妙法ヶ岳、白岩山、雲取山の三峰を意味します。そのため登ったり下ったりが多く、雲取山荘まで10kmの路を6.5時間かけて登り、帰り道も5.5時間かかりました。かなりの健脚でないと日帰りは出来ないと思いますが、特に危険なところはなかったと思います。頂上下の山荘に荷物を置いて、日が沈む16:30前に雲取の山頂に登り、富士山を望むことが出来ました。東京に近いためか、2017年の標高2017mだからか、山荘には結構な人が泊っていました。

 

2017/04/23-24立山

山域

立山雄山3003m(北アルプス)

行程

[04/23] 本郷07:00─10:20立山IC─11:00立山駅P12:20─13:40室堂─14:00みくりが池温泉
[04/24] みくりが池温泉05:00─06:20一ノ越06:30─07:50雄山08:30─09:20一ノ越09:30─10:30みくりが池温泉(入浴)11:50─12:10室堂12:40─13:50立山駅P14:20─立山IC14:50─18:30本郷

参加:6名

状況

雪原2まずは、指導者のアドバイスに従いアイゼン・ピッケルの装着を点検し、大雪原を進みます。

雄山登りにて展望2
なんという広大な景色。しかも快晴、無風です。

雷鳥2
真っ白なライチョウが、ほっこりと現れ・・・

夕日2
沈む夕日に感動します。そして振り返ると、、

うっすら夕日に染まる2
今日登ってきた雄山が、うっすら赤く染まっていました。

感想

ひとつひとつの技術を積み上げ、安全に楽しく、感動を味わうことができました。くららのチームワークに感謝です。

 

エベレストトレッキング

10年前からネパールの魅力に取り憑かれ昨年7回目のトレッキングに行ってきました。

11月25日から12月16日の3週間、27日Lukla2840mからトレッキング開始し、

Kalapattar5545mには12月6日到着しました。

 

画像は順に、①タンボチェ3867mから②きれいな山アマダブラム、荷物担ぐ人がいます③雲が発生しているローチェ8516m

④ヒマラヤヒダ⑤氷河⑥国鳥のダンフェです。

ヨーロッパ・アルプス登山旅行2016 (自主山行)

■旅行工程
07.05-07.23(19日間)
07.05 Nagoya to Zurich(チューリッヒ)
07.06-07.08 Zermatt(ツエルマット)
07.09-07.15 Chamonix=Mont-Blanc(シャモニー)
07.16-07.21 Wengen(ヴェンゲン)
07.22-07.23 Zurich to Nagoya

■挑戦した山
07.07 マッターホルン(4,478m)の足元、ヘルンりヒュッテ(3,300m)まで
07.08 ブライトホルン西峰(4,164m)登頂成功
07.11-12  ツゥール針峰(3,542m)の8合目(3,300m)まで、雪のため撤退
07.13-14 モンブラン(4,810m)の麓、テートルース小屋(3,167m)まで、雪のため撤退
07.18 メンヒ(4,107m)登頂成功

■参加者
4名(ガイドの手配等のため、上記の山は近藤の場合)

2016-07-07-11-55 👆  ヘルンリヒュッテから見るマッターホルン2016-07-08-09-50
👆  ブライトホルンの麓から山頂を望む。
2016-07-10-10-24_2
👆  エギーユ・ド・ミディからモンブランを見る。奥の高い山がモンブラン

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👆  仏伊国境のアルプス山脈をまたぐロープウェイから抜群に恰好いいグランド・ジョラスを見る。2016-07-11-13-21_1
👆  エギーユ・ド・ツゥールに登る道から岩のように盛り上がるツゥール氷河を見る。実際は大きな音を立てている。
2016-07-12-07-31_
👆  エギーユ・ド・ツゥールに登る道、雲が怪しくなってきた。15年間、レスキューをやっていたガイド。
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👆  テートルース小屋からグーテ小屋方面を見る。このあと天気が崩れ始めた。
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👆  ヘリコプターが食料を運んできた。
2016-07-15-19-04_1-%e5%90%8d%e5%80%89%e8%bf%91%e8%97%a4
👆  シャモニーの看板の前で、昔の人と写真を撮る?
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👆  夜半、アパートメントの窓からモンブランを見る。
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👆  メンリッヘンから、正面の絶壁がアイガー北壁。右にメンヒが見える。
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👆  正面がメンヒ、左がアイガー、右がユングフラウ。
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👆  メンヒ山頂から、今登ってきたナイフリッジの道を見る。早く下りなければ雪が柔らかくなって足場が悪くなる。ヘリコプターは来ない。
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👆  メンヒ山頂から、下界を見る。濃緑色の池が目印で位置が確認できる。
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👆 ツゥーン湖の湖船からユングフラウ、メンヒ、アイガーを見る。2016-07-20-11-02-16-try-palagriding4
👆 パラグライダーに乗って高さ900mの谷を飛ぶ。(撮影:名倉)
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👆 風を受けて、20分間の飛行は最高に気持ちが良かった。(撮影:名倉)

 

■旅行概要
ヨーロッパアルプスは西はフランスから、スイス、イタリアをまたぎ、東はオーストリアに至ります。4000m超級の山が幾多とあり、3000m超級は数え切れません。スイスばかりでなくフランス、イタリア、オーストリアにも有名な観光地がいくつもあります。今回、私たちはツェルマット, シャモニー, ヴェンゲンの3か所を拠点として、いわゆる観光旅行ではなく、少し登山らしいことをしてきました。西端に近いシャモニーは登山やスキーで有名なフランスのやや大きな町です。アルプスの最高峰Mont BlancやGrandes Jorassesは仏伊の国境にあります。スイスとイタリアの国境にあるMatterhorn, Breithorn, Liskamm, Monte Rosaがそびえる地域の拠点にある町はツェルマット。スイスのべルナーオーバーラント地域にはJungfrau, Mench, Eigerの三山が並び、拠点となるふもとの代表的な町はグリーンデルワルト。その他ラウターブルンネン, ヴェンゲンなどいくつかの小さな町があります。スイスでは他にサンモリッツなどがよく聞かれる観光地です。

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  私たちは19日間(7/5~7/23)のうち実質16日(7/7~7/21)をかけて、上記の3地域の山を巡ってきました。もちろん湖で湖船に乗ったり、ベルンなど古い街並みを見たりもしながら。とにかく安全第一なので、登頂の可能性を考慮すると最大の目標モンブラン4810と、その他4山(登山というほどではないが、アイゼンとピッケルなしでは行けない山)に挑戦しました。ヨーロッパのアルプスに先立って、国内で3~5月の雪山や富士山や3000m級の山などでトレーニングをしました。そのときのいろいろな体験や体力アップが大変役立ったと思っています(経験豊かなAさんに感謝です)。

  最初の宿泊地がツェルマット。高度順応を兼ねて7/7はMatterhornの登山者が泊まるヘルンリヒュッテの先まで(3300)、7/8はBreithorn西峰(4164)に登りました。3000,4000m級ですが、どちらも日帰り。スイスは平地は国鉄、山岳地帯は古くから登山電車、ゴンドラ、ロープウェイ、リフトが張りめぐらされており、それら駅が驚くほど高いところに作られているからです。例えばヘルンリヒュッテに登るためにはシュワルツゼー駅でゴンドラを降りるのですが、そこは2583m。Breithornに登るためにはグレシャー・パラダイス(クライネ・マッターホルン)駅までゴンドラで行くのですが、そこは3817mです。我々登山客はここから上に歩いて行きますが、観光客はハイキングで下に降りるのが一般的。それなら高山病になることもなく、体力的にも楽ですよね。3000m超の山でも、アイゼン, ピッケルを必要としザイルでつながって歩いても、たぶん登山ではなくトレッキングだと思います。日本とは少し概念が違うようです。また、4000m超になると、標高差も大したことなく一見楽そうに見えても、見た目よりしんどかったりします。私たちの次なる宿泊地はシャモニー。Mont Blancに挑む前に7/11-12 Aiguille de Toursでトレーニング。迫力のあるなかなかの景観でした。これで準備OKでしたが、7/13-14 Mont Blancは天気のため途中で引き返しました。最後の宿泊地はヴェンゲン。シャモニーの山々が男性的ならここの山々は女性的。綺麗すぎてまるで絵画のようです。Eigerは入れてもくれないし、Jungfrauは難しそうなので、7/18 Menchに登りました。

  7,8月は日本人客もピークですが、ヨーロッパの客もピークです。こちらでも7,8月は夏休みになるからです。晴れの日が多いというわけではなく、花がたくさん咲いているからということでもありません。この時期は航空券も高くなるし、ホテルも取りにくく値段も上がるので、ほんとは6,9月が狙い目かもしれません?5,10月は運がよければ快適な日もあるようですが、時間に余裕のない人は避けたほうが無難かと思います。寒過ぎる日に当たるかもしれません。私たちが行った7月は日の出は5:30頃、日の入は21:00過ぎなので、1日が長く、朝夕は涼しくて気持ちがいいのですが、日中は目が眩むほど暑い日もありました。書きたいことはいっぱいあるのですが、紙面の都合で取りあえずこの辺で。

2016年7月10日(日) 入笠山

本郷・金山7:00~中央道~阿智PA合流~9:35沢入登山口10:00~入笠湿原11:00~入笠山11:55-12:30~大阿原湿原13:00~沢入登山口15:00~水神の湯で解散~本郷・金山19:00前後

状況

前日は土曜日は雨でしたが天気予報どおり当日は曇りから晴れ登山日和となりました。公開山行で3人の方に参加して頂くことができた。
標高差505m、登山道は広く良く整備されとても歩きやすかった。途中リーダとサブリーダの歩き方指導や地図読み指導も入ったが予定どおり1時間で入笠湿原に到着、植生保護のための動物侵入防止柵を開けて入笠湿原に入った。入笠湿原の散策は後の楽しみに残し、御所平のお花畑を通って、岩場コースを経て入笠山山頂に登った。
山頂は晴れ、360度の大展望が広がっていた。眺望という点では残念ながら八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳の山頂付近には雲がかかっていて、山頂を望むことはできなかったが、大きく手を広げ深呼吸をしてとても気持ちが良かった。
入笠湿原と御所平のお花畑ではアヤメ、ニッコウキスゲ、キバナノヤマオダマキ、ヤナギラン、ヤマホタルブクロ、クガイソウ、ウツボクサなどが咲きほこり写真を撮りながら、花の名前を教えて貰いながら楽しい時間を過ごすことができた。大阿原湿原はこの時期にはお花が無くちょっと残念、広い緑の湿原を眺めて帰った。6月初めにはズミやレンゲツツジが咲いているよです。
予定より1時間早く沢入登山口に到着。温泉に立ち寄ることが出来た。入浴後に反省会をして帰路に着きました。

感想(反省会での意見)

・公開山行での参加の3名の方とも、楽しかった。入会を考えたいと。
・1人で登っていたので、グループの山行は楽しかった。
・歩き方指導や地図読み指導もあり勉強になった。
・パーティー行動に問題はなかったが、ペースが少し早かった。
・膝に不安があったが痛みもなく自信がついた。
・綺麗なお花が沢山見れて、その場で花の名前も教えて貰えて、とても有意義だった。今度は山行前にその山に咲く花を調べてから登りたい。きっと楽しさが倍増すると思う。

【2015/10/09-12予定】韓国最高峰、済州島の漢拏山(20周年記念海外山行)

山の会「くらら」が今年創立20周年を迎えたのを記念して、10月に海外山行(トレッキング)を企画します。

目指す頂きは韓国最高峰、済州島の漢拏山【ハルラ山】(1,950m)。高低差1,400m、全行程7時間の山行となります。

スケジュールは10月の3連休を利用した、10/9発の4日間。2日目若しくは3日目に漢拏山に登り、空いた日に済州島の世界遺産を巡ります。

日程表

日程表

注意事項

  • 山の会「くらら」の会員のみ参加可能です。
  • 山に登らない方の為に展望台&温泉ツアーも用意してあります。
  • 申し込みはナリタまで。

20周年記念海外トレッキング報告

3月24日~4月7日まで西ネパール地方のゴレパニへ行ってきました。
トレッキングは、3月26日から4月1日の7日間であり、8000m超のアンナプルナとダウラギリを真近くに眺めながら、国花であるシャクナゲの大木が20km以上続く道を歩きました。
<行程と万歩計>
26日13:30カーレを出発し15:00宿泊地オーストラリアンキャンプ着<10000歩>
27日8:00発ビチュクデオラリ峠(2149m)越えて14:00ランドルク(1646m)着
28日8:00発段々畑の石段を400m下り700m登って11:30ガンドルク(1951m)着
29日8:00発シャクナゲの大木が始まる、花は頭上高い位置にある13:15タダパニ(2721m)着
30日8:00発冷たい雨が雪に変わる、一番の見所がガスで見れず15:00ゴレパニ(2853m)着<23000歩>
31日5:00発プーンヒル(3210m)到着、雲が晴れアンナプルナ山群とダウラギリが白く輝く、宿に戻り朝食後9:15発15:20ヒレ(1524m)着

夜はガイド、ポーターとなよなら大パーティ

1日8:00発10:15ビレンティ(1100m)昼食11:30発ナヤプル12:30着 車でポカラへ移動し、国際山岳博物館を見学した。
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2014/05/16-18 四国 石鎚山(自主山行)

2泊3日で四国の剣山と石鎚山に登った。どちらも山岳信仰の山です。新緑がとてもきれいでした。大助・花子と出会ったり、一本足の下駄で頂上まで登る修験者と話したり、いろいろおまけつき。山を下りて道後温泉に浸かり、次の日は朝から行列の讃岐うどんを食べたり、帰り道の鳴門では大塚美術館にも立ち寄りました。

会員の海外トレッキング

■2013/11 ネパール:エベレスト・トレッキング (Kitagawa, Hara, Kondo)
11/24 中部国際空港発->シンガポール経由->11/25カトマンズ着
11/26 ルクラ2850m ->12/2 ゴーキョピーク5357m -> 12/6 ルクラ 参加6名
12/09 中部国際空港着
会報誌 2014/02号「2013エベレスト・トレッキング  ゴーキョピークをめざして」 by Kondo

■2013/01 タンザニア:キリマンジャ (Kitagawa, Hara)
1/11 関西国際空港発->1/12ドーハ-> キリマンジャロ空港
1/13 マラングゲート1820m ->1/16 ウルフピーク5895m->1/18 アルーシャ着
1/19 関西国際空港着
会報誌 2013/03号「行ってきましたキリマンジャロ」by Kitagawa

■2011/11 ネパール:エベレスト・トレッキング (Fujita, Kitagawa, Nisio他?名)
11/13 中部国際空港発
11/167ルクラ2850m 11/23チュクン4730m->11/26 カラパタール5545m-> 11/29 ルクラ
12/03 中部国際空港着
会報誌 2012/02号「カラパタールをめざして」 by K.Nishio
会報誌 2012/02号「2011エベレスト・トレッキングの報告」by Kitagawa

■2009/07 スイスアルプス(Kurodax2,Takashimax2, Tomonaga, Nishio, Ishikawa)
会報誌 2010/02号「スイス・トレッキング」by Kuroda
会報誌 2010/02号「スイスアルプス紀行その1(ユングフラウ)」by Nishio
会報誌 2010/03号「スイスアルプス紀行その2(ツェルマット)」by Nishio
会報誌 2011/03号「スイスアルプス紀行その3(シャモニー)」by Nishio

■2008/11 ネパール:エベレスト・トレッキング (Fujita, Yamazaki, Kitagawa, Miyake, Miwa)
11/19 ルクラ2850m -> 11/27 ゴーキョピーク5357m -> 11/30 ルクラ
会報誌 2009/01「海外の山に触れて」by Miwa

■2007/11 ネパール:エベレスト・トレッキング (Fujita, Kitagawa他4名)
11/28 中部国際空港発
11/30 ルクラ2850m ->12/6 チュクン4730m-> 12/10 ルクラ
12/14 中部国際空港着
会報誌 2008/02号「念願叶う」by Kitagawa
会報誌 2008/12号「ネパール・トレッキング」by Fujita